読書ブログ 藤岡陽子

「メイドイン京都」藤岡陽子著

京都の資産家の跡継ぎからプロポーズされた美咲は、意気揚々と京都の地に降りたつものの、たちまち京都人達から洗礼を浴びる。京都の美しい西陣織に触れるうち、美咲は美術学生時代に熱中したものづくりの喜びを思い出し…。

人は常に何かしらの「選択」をせまられ、時には失敗の「選択」を選び、次の「選択」が来るまで、耐えながら生活している。
人間の欲と、人の裏側と、ぶれない気持ちと、複雑な気持ちが作品の象徴である西陣織のように織りなされている作品。
一気読み必須。