
キッチン 吉本ばなな著
祖母と暮らしてきた大学生・桜井みかげだが、天涯孤独の身となる。ある時、祖母の行きつけの花屋でアルバイトしていた田辺雄一宅に居候することとなる。みかげは田辺家の台所に続く居間のソファで眠るようになり、風変わりなえり子・雄一親子とも少しずつ打ち解けていく。かつてのボーイフレンドとの再会などを経て、日を追うごとに祖母の死を受け入れ、みかげの心は再生していく。
39年も前の作品。海外でも翻訳され、2回の映画化、まだインターネットもガラケーすら無い時代の作品なのに、今読んでも色あせていない。
暗くて、もの悲しい表現だけど、さわやかハンバーグ。
引き続き同著のエッセイも読んだけど、新しい感覚。